資格を得て、最初に勤める現場が全て、ではありません。むしろ転々として経験値を積むことが必要です。薬局、ドラッグストア、病院、この三つだけでも内部で行う薬剤師として業務はかなり変わってきます。また、得られる知識、スキルも大きく異なり、なによりどの現場へ行っても臨機応変に対応ができるようになります。
これが、各現場を転職していく大きな利点となります。例えば調剤薬局ならより薬剤師として細かな技術、計算、効率よりも繊細さが重視され、ドラッグストアなら売り上げを念頭に置いた動き、病院は医師中心の現場なので、効率や正確さスピードが重視されます。
各現場によっての業務というより、求められる物が大きく変わると言った方が正しいです。それらに対応していくことで、薬剤師としてより成長を遂げることができます。転職は成長のチャンスです。
人の命を守るための仕事は、どの時代でもどういった地域でも必要とされる重要な仕事です。そのため、転職先としても利点の大きなものとなります。まず大きなポイントとして、求人数が多いという事が挙げられます。求人数が多ければチャンスも増え、早期の転職が可能になるためです。
さらに、求人数が多ければ働く場所や時間など細かい条件も含めて探すことが出来ます。家事をこなさなければならないために働くことをあきらめがちな主婦の方や、育児中や介護を抱えた方など人によって条件は様々ですが、そうした生活の事情に合わせた形の仕事探しがしやすくなります。
現在違う仕事をしている方はもちろん、一度仕事から退いた方が再挑戦するにも向いています。その仕事として注目したいのが薬剤師です。薬の販売に欠かせないため、調剤薬局や病院のほか、小売店などでも活躍できる幅広さが魅力です。